- 「パレットトークン オワコン」
NFTプラットフォーム「Palette(パレット)」上で、NFTと購入したり販売したりするための決済手段として使用される『Paletto Token』。NFT取引に興味のある方であれば、価格推移や将来性が気になる方も多いでしょう。
そこで本記事では、
- パレットトークンはオワコンなのか?
- パレットトークンの特徴や今後の将来性
- 買い方やおすすめの暗号資産取引所
について解説します。
本記事を読むことで、パレットトークンはオワコンなのか?についてを理解することができます。特徴や今後の将来性についても紹介しているので、これから始めてみたい、といった方も、楽しめる内容となっています。
よし
- Webライター歴3年
- 株式投資歴12年、暗号資産投資歴4年
- ファイナンシャルプランナー学習中
- 実体験にもとづき仮想通貨を解説中
パレットトークンはオワコンなのか
暗号資産(仮想通貨)投資で資産運用している人の中には、「パレットトークンはオワコンなのか?」と考える方も多いでしょう。
無理もありません…底の見えない右肩下がりのチャートを見ると、誰もが「パレットトークン=オワコン」という気持ちを抱きますよね。
- オワコンなら早く損切りしよう
- オワコンでないなら保有しておこう
X(旧Twitter)でのツイートを2つ紹介します。
パレットトークンはホンマにオワコンなのかな?
— 🍭🛼かっつー⚜️🐯 (@78overheaven) October 7, 2021
オワコンやとしても持ち続けよ、ネタにはなるやろ
なんかハッシュパレットがまたIEOするみたいだけど、次はエルフトークン、だって?
— 狩るぼ@狩られぼ (@karu_bob_erarak) February 10, 2024
前回IEOしたパレットトークンはどうすんの?っていうかこの先どうすんの?
運営自らオワコンだね。って切り捨てていくスタイルなの?
上記のように、パレットトークンがオワコンかどうか、ということに興味を持っている投資家は多いようです。
パレットトークン(PLT)がオワコンと言われる理由を、具体的に見ていきましょう。
パレットトークンの悪い評判・口コミ
「オワコンでは?」と囁かれるパレットトークン。
悪い評判・口コミを以下に3つピックアップしました。
NFT市場の不振でオワコン!
一つ目の理由は、NFT市場が縮小したことです。NFT市場は一時期のブームが去り、取引高の低迷が続いています。有名NFTアーティストの作品価格が下落していることからみても需要が失われつつあり、NFTと関わりの深いパレットトークン(PLT)もオワコンとささやかれています。
運営会社の赤字でオワコン!
二つ目の理由は、パレットトークンを発行している株式会社HashPaletteの赤字経営です。パレットトークン(PLT)を発行した2021年当初は黒字を維持していたものの、2024年3月期 Q3決算開示では当期純利益が416百万円の赤字に陥っています。この業績もパレットトークン(PLT)がオワコンと言われる理由でしょう。
コンテンツの縮小でオワコン!
パレットトークンは、NFTプラットフォーム「Palette(パレット)」上で使用されるトークン。プラットフォーム上で利用できるコンテンツが少ないという声も聞かれます。また、Paletteを利用して展開していた「CryptoNinjaParty」のサービス終了など既存コンテンツの縮小も、オワコンといわれる理由でしょう。
正直いうと、私は「パレットトークンがオワコン」とは全く思っていません。その根拠は記事の最後に述べますね。
仮想通貨PLT / パレットトークンとは?
通貨単位 | PLT |
---|---|
参考価格 | 3.81円 |
時価総額ランキング | 3778位 |
開発者 | 株式会社HashPalette |
発行日 | 2021年7月 |
発行上限数 | 10億枚 |
承認方式 | PoA(Proof of Authority) |
詳細 | 公式サイト |
パレットトークン(PLT/Palette Token)は、株式会社HashPaletteが開発したブロックチェーン「Palette(パレット)」のネイティブトークンです。
株式会社会社HashPaletteは、日本のブロックチェーン企業で2020年3月2日に設立されています。
ネイティブトークンは、そのブロックチェーンで使われることを目的として作られた暗号資産(仮想通貨)のこと。
例えば、
- 「ビットコイン」のネイティブトークンはBTC
- 「イーサリアム」のブロックチェーンはETH
です。
HashPaletteはNFTマーケットプレイス「PLT Place」を運営しており、さまざまなNFTアイテムが取引されています。
パレットトークンは、PaletteでのNFT決済やステーキングなどに用いられています。
仮想通貨PLT / パレットトークンの特徴
仮想通貨パレットトークン(PLT)の特徴は以下の通りです。
- NFTに特化したブロックチェーン
-
ブロックチェーンには例えばイーサリアムのように、DeFi(分散型金融)やゲーム、NFTマーケットプレイスなどのアプリケーションを自由に設計できる、汎用性の高いプラットフォームがありますよね。一方でPaletteは、ゲームを中心としたエンタメ、NFTマーケットプレイスの分野に特化したプラットフォーム。Paletteを基盤とするNFTゲームでは、「エルフマスターズ」「CryptoNinja Party!」などが有名です。
- コンソーシアム型のプライベートチェーン
-
Paletteは、一定の条件を満たした複数の企業から成る「パレットコンソーシアム」によって運営され、参加企業はPaletteのノード運営やブロック生成などに携わっています。またPaletteは、パレットコンソーシアムに認められた企業がDAppsを開発する「プライベートチェーン」。イーサリアムのような誰でもDApps開発ができるパブリックブロックチェーンとは一線を画しているのが特徴です。
- ステーキングサービスを利用できる
-
パレットトークン(PLT)の特徴の一つに、ステーキングサービスを受けることができるという点があります。ステーキングサービスとは、仮想通貨を一定期間保有しブロックチェーンの安定の維持に貢献すると、見返りとして報酬をもらえる仕組みです。ただしステーキングには、保有枚数が少ないと利益を得られない、ステーキングサービス利用中は仮想通貨を自由に動かせないなどデメリットもあることを覚えておきましょう。
- クロスチェーンに対応
-
Paletteは、イーサリアムなど多くのブロックチェーンにクロスチェーン対応しています。クロスチェーンとは、ブロックチェーン同士を相互運用させる技術を指します。クロスチェーン技術により例えば、他のブロックチェーン上に存在するNFTをPletteチェーンに移動させることも可能です。
- パレットトークンは国内初のIEO対象銘柄
-
仮想通貨PLTは国内初のIEO銘柄としても有名です。IEO(Initial Exchange Offering)とは、仮想通貨を使った資金調達手段を指します。パレットトークンのIEOは2021年7月1日に、Coincheck(コインチェック)で実施され多くの注目を集めました。
仮想通貨PLT / パレットトークンのチャート分析
パレットトークン(PLT)はこのさき上がるのかを考察するために、2021年、2022年、現在に分けて価格推移について解説していきます。パレットトークンが発行されてから現在に至るまでの推移を見ることができるので、「上がるかどうか」の判断にぜひお役立てください。
「2021年」の価格推移
パレットトークン(PLT)は2021年7月にCoincheckで国内初のIEOによって発行され、4.05円で取引がスタートしました。話題性から人気が高まり、同年8月には80円~90円の間で推移します。しかし、10月からは市場の下落に連動して値を下げ、12月には50円を下回りました。
「2022年」の価格推移
2022年に入るとパレットトークン(PLT)は大幅な下落を始めます。年初には40円台でしたが、売りが続き12月には8円を下回っています。4月にはNFTマーケットプレイス「PLT Place」がローンチされました。しかし価格が大きく上がることはなく「オワコン」というワードが目立つようになりました。
「2023年~リアルタイム」の価格推移
パレットトークンの2023年の価格推移は、以下の通りです。
パレットトークンの現在(2024年6月)の価格推移は、以下の通りです。
2023年当初は6円台まで値を下げていましたが徐々に回復し、直近の最高値17円台まで上昇しました。しかし長続きはせず、現在は5円台を推移しています。
現在のリアルタイム価格推移は「CoinMarketCap」で確認できます。
パレットトークンは今後上がる?PLTの将来性
パレットトークン(PLT)は、国内初のIEO対象銘柄として、一時はその価値が高騰するなど注目を集めました。
- クロスチェーン技術の採用
- ユーティリティ性の高さ
- NFT市場の拡大
- 海外取引所への上場予定
将来性①:クロスチェーン技術の採用
パレットトークン(PLT)が採用しているクロスチェーン技術は、複数のブロックチェーン間の相互運用性を高めることで、様々なメリットをもたらし、その将来性を大きく左右しています。
ERC-20トークンとしての利用
パレットトークン(PLT)は、イーサリアムのERC-20トークンとしても利用できます。これによりユーザーは、イーサリアム上にNFTを移動し、OpenSeaなどのイーサリアム上のNFTマーケットプレイスで取引を行なうことが可能になります。
新たな市場の開拓
イーサリアム以外の様々なブロックチェーンとの相互運用性により、新たな市場へのアクセスが可能になります。例えば、他のブロックチェーン上で構築されたゲームやメタバースプラットフォームとの連携が考えられます。
将来性②:ユーティリティ性の高さ
パレットでは、パレットチェーン上で行われる取引を全て「パレットトークン」を通して行うため、とてもユーティリティ性が高い暗号資産(仮想通貨)になっています。
さらに、パレットエコシステムに参加するコンテンツホルダーは、パレットチェーン上でNFTを活用した独自のアプリケーションを構築することが可能です。
今後、さらなるユーティリティの追加も期待され、この高いユーティリティ性も、パレットトークンの今後に期待がもてる理由となっています。
将来性③:NFT市場の拡大
NFTの相互運用性
パレットチェーン上で発行されたNFTをイーサリアムなどの他のブロックチェーンへ移動させることができます。これにより、NFTの流通範囲が広がり、NFTマーケットプレイスの選択肢も増えます。
アニメとのコラボレーション
パレットトークン(PLT)は、アニメ業界とのコラボレーションを積極的に行っています。最近では、PSYCHO-PASS(サイコパス)とのコラボNFTを販売し話題を呼びました。
人気アニメとのコラボにより、アニメファン向けのNFTが発行され、NFT市場の拡大にも貢献しています。
将来性④:海外取引所への上場予定
パレットトークン(PLT)の将来性を考えるうえで欠かせないのが、海外取引所への上場です。海外取引所への上場が実現すれば、PLTの世界的な認知度を高め、新たな投資家層の獲得にもつながります。
特に、アジアやヨーロッパでは、日本のアニメ文化の人気が高く、パレットトークン(PLT)の市場拡大に大きく寄与すると期待されています。
アニメ関連で海外の投資家が参入するとPLTの価格も大きく上昇する可能性があるでしょう。
NFT市場の成長が期待される中、パレットトークン(PLT)のようなクロスチェーン技術を持つプロジェクトは、ますます注目を集めることになるでしょう。
\ 最短5分で申込み完了 /
初心者でもカンタン <PR>
パレットトークン=オワコンは時期尚早
ここまで、パレットトークン(PLT)がオワコンと言われている理由や、暗号資産(仮想通貨)としての将来性を解説してきました。
総合的に判断して、パレットトークン(PLT)がオワコンと決めつけるのは時期尚早で、今後の値動きやチャートを注意深く見ていく必要がありそうです。
オワコンでない理由1「話題性」
パレットトークン(Palette Token)は、2021年に国内で初めてIEOによって発行された仮想通貨(暗号資産)であるという話題性も市場で注目されるポイントとなるでしょう。
オワコンでない理由2「将来性」
今後、独自プラットフォーム「パレット(Palette)」の技術発展や、NFTゲームの利用者が増加することによって、価格の上昇が大いに期待できます。
オワコンでない理由3「市場の動向」
今では時価総額11位まで上り詰めた 柴犬コイン も、かつては市場で見向きもされない時期がありました。しかし、同系のドージコインが急騰したことに影響を受けてSHIBも急騰したのです。以上のことから、パレットトークン(PLT)がオワコンと判断するのは時期尚早といえるでしょう。
現状、PLTを購入できる仮想通貨取引所
パレットトークン(PLT)を購入できる主な「仮想通貨取引所」は、以下の通りです。
- Coincheck
- BitTrade
- bitFlyer
- CoinTrade
- OKCOIN JAPAN
これらの取引所では、日本円でPLTを購入することができるので初心者でも安心です♪
上記の中でもアプリが使いやすくオススメなのが、Coincheck(コインチェック)です。
すでに他の交換業者を利用している人も、無料で解説できるのでCoincheckの口座を持っておいてそんはないでしょう。
アプリDL数5年連続1位の実績!
総合評価 | |
---|---|
口コミ平均評価 | |
編集部評価 |
- マネックス証券でお馴染みのマネックスグループで金融ノウハウが集積!
- 暗号資産を始めたい初心者に最適
手数料(BTC) | 販売所:スプレッド 取引所: Maker 0.000%・ Taker 0.000% |
---|---|
最低取引(BTC) | 販売所:500円相当 取引所:0.005BTC |
レバレッジ取引 (最大倍率) | なし |
つみたて | あり |
レンディング | あり |
ステーキング | あり |
NFTサービス | あり |
販売所方式での取扱通貨(29種類)
BTC、ETH、XRP、LTC、BCH、APE、AVAX、AXS、BAT、CHZ、ENJ、ETC、LINK、MATIC、MKR、MONA、SAND、SHIB、XLM、LSK、XEM、QTUM、IOST、PLT、DOT、FNCT、DAI、IMX、WBTC
取引所方式での取扱通貨(8種類)
BTC、ETC、MONA、PLT、LSK、FNCT、DAI、WBTC
暗号資産 PLTの買い方・売り方を徹底解説
ここからはパレットトークン(PLT)の買い方について、4つの手順に分けて解説していきます。シンプルに分かりやすく説明しているので、初心者の方も安心してください♪
- 買い方1「暗号資産取引所で口座開設」
- 買い方2「ウォレットに投資金額を入金」
- 買い方3「チャートで値動きを見て分析」
- 買い方4「注文方法と数量を決めて購入」
それでは見ていきましょう。
パレットトークン(PLT)の買い方の初めの手順は、暗号資産取引所での口座開設です。今回は多くの仮想通貨に対応しているCoincheck(コインチェック)を利用した購入方法を解説していきます。Coincheck(コインチェック)は、無料で口座開設できるため、初心者がはじめて開設するのに最適な 取引所です。
コインチェックの公式サイトはこちら
Coincheck(コインチェック)での口座開設が完了したら、そのウォレットにパレットトークン(PLT)を購入するための資金を入金しましょう。
入金は、銀行振り込み・クイック入金・コンビニ入金から選ぶことができるので、入金しやすい方法を選んでください。入金方法によって手数料が異なるので、事前にCoincheck(コインチェック)の公式サイトで確認しておくと安心です。
ウォレットに入金が確認できると、パレットトークン(PLT)の購入が可能になります。しかし仮想通貨を衝動買いすると大金を失う可能性もあるため、事前にチャートの値動きを見て分析し、購入すると良いでしょう。
Coincheck(コインチェック)に搭載されているチャートは非常に高性能であるため、さまざまな機能を使った分析が可能です。仮想通貨初心者には難しいかもしれませんが、少しづつツールの使い方やチャートの見方に慣れていきましょう。
チャート分析でよいタイミングが来たら、数量を決めて購入します。しかしCoincheck(コインチェック)では、パレットトークン(PLT)の販売は行っていないため、ユーザー同士で取引する「取引所」を利用しましょう。
取引画面で希望の購入レートや数量を入力して注文し、他のユーザーとの取引が成功すると、ウォレットにPLTが追加されるという仕組みです。
Coincheck(コインチェック)は、「取引所」での取引に手数料がかからないため、初心者でも利用しやすいでしょう。
パレットトークン(PLT)のよくある質問Q&A
パレットトークン(PLT)のよくある質問と回答は以下の通りです。
まとめ:パレットトークンはオワコン?
この記事では、
- パレットトークンがオワコンなのか?
- パレットトークンの特徴や今後の将来性
- PLTを扱うおすすめの取引所や買い方
について徹底解説しました。
最後に、パレットトークンの特徴をまとめています。
- NFTに特化したブロックチェーン
- コンソーシアム型のプライベートチェーン
- ステーキングサービスを利用できる
- クロスチェーンに対応
- 国内初のIEO対象銘柄
パレットトークン(PLT)は2021年7月に国内初のIEOで発行されたプラットフォーム「パレット(Palette)」で利用できる仮想通貨です。
現時点の価格・時価総額をみると「パレットトークン=オワコン」という意見もありますが、今後の仮想通貨・NFT市場の拡大とともに上昇していくことが期待できます。
この機会に、パレットトークン(PLT)ならびに仮想通貨を始めてみてはいかがでしょうか。
\コインチェックは500円~買えて安心♪/
まだ取引所の口座を持っていない方は、この機会にコインチェックの公式サイトをチェックしてみると良いでしょう。
クリックすると公式サイトに飛びます[広告]
ステーキングに興味のある方は以下の記事も参考にしてください。