2009年に誕生日したビットコインは使える店も増え、さまざまな分野へ広がりを見せています。
「日常生活ではビットコインを使える店を見かけない」と感じている方は、決済条件をすみずみまで確認できていない可能性があります。
そこで本記事では、ビットコインを使える店や業種について、実体験をもとに紹介します。また、店舗の検索方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
よし
- Webライター歴3年
- 株式投資歴12年、暗号資産投資歴4年
- ファイナンシャルプランナー学習中
- 実体験にもとづき仮想通貨を解説中
ビットコイン 使える店の業種について
ビットコインを受け入れる店舗は、さまざまな業種に及びます。その中でも、特に多いのがレストランやカフェ、小売店、旅行業界などです。レストランやカフェでは、購入した商品の支払いをビットコインで行うことが可能です。小売店でも同様に、ビットコインを支払い方法として選択することができます。さらに、オンラインの小売店では、商品をビットコインで購入することが一般的になりつつあります。旅行業界では、航空券やホテルの予約をビットコインで行うことができます。これにより、海外旅行中に外国通貨を用意する手間が省けます。
また、ビットコインを受け入れる店舗は、IT関連の企業やサービス業、不動産業など、幅広い業種に拡大しています。IT関連企業では、ソフトウェアやハードウェアの購入にビットコインが利用できます。サービス業では、美容院や健康クリニックなどでビットコインを支払い手段として受け入れているところがあります。不動産業では、一部の企業がビットコインを用いた物件購入を可能にしています。
これらのように、ビットコインが使える店舗や業種は多岐にわたります。ビットコインを持つ人々にとっては、多様な業種で利用できることが大きなメリットとなっています。これからも、さらなる業種でのビットコイン利用が期待されています。
ビットコインが使える店舗【2024年最新】
仮想通貨の中でも流通量が多く、知名度と人気の高いビットコインは、投資商品として知られているだけでなく、ショッピングの際の支払いに利用することもできます。もちろん、全国すべての店舗やネットショップでビットコインが使えるわけではありません。しかし、使える店を知っていれば、ニーズに応じて支払い方法を変えることができ、とても便利ではないでしょうか。
使える店1「ビックカメラ(家電量販の買い物に)」
実店舗での支払いにビットコインが使える店と言えば、ビックカメラが良く知られています。2017年からビットコインによる決済方法に対応しているビックカメラは、日本国内で最初にビットコイン決済を導入した店としてもよく知られています。
ビックカメラでは、すでに全国すべての店舗でビットコイン決済に対応しているだけでなく、オンラインサイトの支払いにも利用できます。以前はビットコイン決済の上限は10万円まででしたが、現在では30万円までの支払いに利用でき、より便利になっています。
その他、ビックカメラのグループチェーン店であるコジマやソフマップでも、ビットコインを使って決済ができます。家電製品のショッピングは、とかく支払い額が高額になりやすいものです。そんな時にビットコインで決済ができれば、とても便利ではないでしょうか。
使える店2「H.I.S.(国内・海外ツアーの予約に)」
全国に店舗を展開している旅行代理店H.I.S.では、都内9店舗、全国38店舗で決済方法にビットコインを使うことができます。これは旅行業界では初めての試みで、国内外の旅行やツアーの予約の支払いでビットコインが使えるだけでなく、ビットコイン専用の海外ツアー商品もラインナップされている点は要チェックです。1回の支払いで利用できる上限は200万円までに設定されており、家族旅行などにも利用できる点が魅力です。
通販サイトでもビットコインが使える店は多い
実店舗での支払いだけでなく、通販サイトでのショッピングにもビットコインは使えます。
使える店3「DMM.com」
動画配信やDVDのレンタルをはじめ、商品の通販サイトとしても人気のあるDMM.comでは、ビットコインの他、38種類の暗号資産決済に対応しています。DMMのグループ会社にはビットコイン取引所もあり、仮想通貨を使った経済圏が整備されています。この点は、大きな安心感につながるのではないでしょうか。
使える店4「amaten」
多種多様なギフト券をネット販売しているサイトとして人気のamatenでは、Amazonをはじめ、iTuneやGooglePlayなどのギフト券も取り扱っています。取り扱っているギフト券は20種類あり、それらの支払いにビットコインが使えます。
AmazonやApple、Googleの公式サイトでも、ギフト券は購入できます。ただし、その場合にはビットコインを使うことはできません。しかし、amatenなら支払いにビットコインが使えます。購入したギフト券は、AmazonやApple、Googleのサイトで有効化して、通常通り利用できます。
ビットコインによる決済は、クレジットカードを使う場合と比べて、クレジットカードの情報が必要なく、個人情報の流出リスクを最小限に抑えられるというメリットが期待できます。
使える店5「元祖ぱずる屋さん」
ジグソーパズルを販売する元祖ぱずる屋さんは、自身の写真やアートからパズルを制作するサービスを提供しています。支払い方法の一つにビットコインを採用しており、クレジットカードを使って支払うことに抵抗がある人、ビットコインが使える店を探している人に人気があります。
元祖ぱずる屋さん以外にも、エンタメ業界でサービスや商品購入にビットコイン決済が利用できるサイトは複数あります。動画や同人コンテンツを販売するサイト、漫画家によるアート作品を販売するサイトなども見られます。
使える店6「スポーツサービスジム」
静岡県を拠点にカー用品を販売するスポーツサービスジムでも、ビットコイン決済が使えます。車やバイクのパーツ販売をはじめ、車検やタイヤ交換といったサービスを行うほか、ネットショップを使った買い物でもビットコインが使える店として人気があります。
世界にもビットコインが使える店舗はある!
もちろん日本だけでなく、海外にもビットコインを使える店は存在しています。主な店舗は、以下の通りです。
- gyft
- Purse.io(2024年現在、閉鎖)
「gyft」はギフトカードを購入できるサイトです。「Purse.io」は、Amazon商品を安く購入できるサイトでしたが、現在では閉鎖されています。
種類や取引所が増している仮想通貨ですが、実生活で使える店舗はまだ限られているのが実態のようです。
ビットコインが使える店の探し方を紹介
ビットコインが使える店は、全国各地に数多くあります。全国にチェーン展開している店もあれば、個人経営の店もあり、幅広い業界や分野のネットショップでも仮想通貨で支払いができるサイトは少なくありません。普段から利用しているショップでビットコイン決済ができるかどうか知りたいなら、そのサイトの決済方法をチェックすれば良いでしょう。では、ビットコインが使える店を探したい場合には、どのように探せばよいのでしょうか?
Bitcoin日本語情報サイト
ビットコインが使える店という条件でショップ探しをするなら、Bitcoin日本語情報サイトが便利です。総合通販サイトのように分かりやすくデザインされており、食品やインテリアなど、カテゴリー別に使える店がリストアップされています。
また、都道府県別に検索することもできます。自宅や職場から足を運びやすいロケーションにどんな店があるのかが分かると、ショッピングの幅が広がるのではないでしょうか。近年では個人店でも仮想通貨での決済を導入する店舗が増えており、今後も増加すると期待されています。
2022年3月時点では、約350件の店舗やサービスが掲載されていましたが、2023年3月の更新では実態に即して215件にまとめられています。2024年はまだ店舗数の更新がされていないようです。
Coinmapならマップ上で店探しができる
ビットコインが使える店をマップ上で探せる点が便利なのは、Coinmapです。住所や地名、または駅名を入力すると、近隣の店が表示されます。土地勘のない旅行先で利用したい時にも活躍してくれるサイトと言えます。
Bitpressはオンラインショップも広く網羅
Bitpressは、サイトのデザインがシンプルで使いやすいと好評のサイトです。関東や近畿といった広域別にビットコインが使える店を検索できる他、オンラインショップも広く網羅している点が大きな特徴です。その時のニーズに合わせて、ショップをさっと見つけられます。
ビットコインはコンビニで使えるのか?
多くの人にとって便利なコンビニですが、残念ながら 日本のコンビニでビットコイン決済は使えません。その理由は、仮想通貨での支払いでは送金手続きなどに10分程度の時間がかかってしまうためです。さっと支払いを済ませられるコンビニの特徴や顧客回転率を考えると、一人の手続きに10分もかかってしまうことは理想的ではありません。
ビットコインで支払うメリットを解説
現金やクレジットカードという支払い方法に加えて、これから人気が高まりそうなビットコイン決済のメリットは、以下の通りです。
- 通貨に関係なく世界中で決済できる
- キャッシュと比べて支払いが簡単
- 安全性が高く、店側にとっても安心
- 換金するよりも手数料が安い
- 換金の手間がかからない
それぞれ詳しく見ていきましょう。
通貨に関係なく世界中で決済できる
ビットコインには、国境という概念がありません。日本で販売されている商品には日本で流通している「日本円」という通貨での価格設定がされ、海外ではその国の通貨を使った価格設定となっています。しかし、国境という概念を持たないビットコインを使うと、どの国でどんな通貨が流通しているかに関係なく、支払いにビットコインが使用できます。海外通貨へ両替する必要もなければ、外国為替のレートを気にする必要もありません。よりグローバルにショッピングを楽しみたい人にとって、これは大きなメリットと言えるでしょう。
キャッシュと比べて支払いが簡単
ビットコインは、仮想通貨ウォレットを使って管理しています。スマホのアプリなどを通して、それを店での支払いに使うわけです。アップルペイやペイペイのように、スマホを使ってスムーズに支払えるという点は大きなメリットと言えます。ビットコインが使える店なら、支払いの時にキャッシュを出す必要はなく、クレジットカードも一切不要です。
安全性が高く、店側にとっても安心
ビットコインには、ブロックチェーンという技術が使われています。改ざんのリスクがとても低いという特徴を持つブロックチェーンが使われている点で、大きな安心感が期待できます。この安心感は、クレジットカードを使った支払いよりも高い安全性が担保でき、店側にとっても大きなメリットとなります。
換金するよりも手数料が安い
ビットコインを自身の銀行口座へ払い出す場合と比較して、商品やサービスの購入に使うことで手数料を低く抑えられるというメリットが期待できます。ビットコイン決済では、出金手数料や振込手数料、取引手数料などがかからないことで、増やしたビットコインをよりお得に使えます。
換金の手間がかからない
保有しているビットコインを換金してからショッピングの支払いをする際には、最初に保有している仮想通貨を売却した上で、自身の銀行口座へ日本円として出金しなければいけません。しかし、仮想通貨で直接支払えるならば、保有している仮想通貨を使ってそのまま店舗やネットショップの支払いに充てることができ、換金の手間が不要ちなります。換金するのが面倒な人にとっては、ショッピングの決済として使うほうが簡単で便利だと感じるかもしれません。
ビットコインで支払う際の注意点とは
ビットコインを使って支払う際には、メリットだけでなく、注意点についても事前に理解しておかなければいけません。どのような注意点があるのでしょうか?
- 消費税だけでなく、所得税や住民税などの税金がかかる
- 手数料が店によって異なる
- 使い方・使い道はまだ限られる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
消費税だけでなく、所得税や住民税などの税金がかかる
支払い方法が現金やクレジットカードでなく、ビットコインの場合でも、ショッピングをすると利用金額に応じで消費税がかかります。ビットコインを使って支払った場合には、消費税分に関してもビットコインでの支払いとなります。例えば、1,000円の買い物をビットコイン決済すると、10%かかる消費税100円分についても、支払いにはビットコインが使われます。
それだけではありません。ビットコインを使って支払うことで、所得税もかかります。買い物をしてお金を使うのに、どうして所得税がかかるのか理解できない人は少なくないでしょう。その理由は、ビットコインが投資商品だからです。
ビットコインから現金に換金すると、引き出した分は利益、つまり投資によって得た雑所得と見なされます。税法的には、投資商品を換金して買い物の支払いに使ったということになるわけです。
年間の雑所得が20万円を超えると、確定申告が必要です。つまり、ビットコイン決済が年間で20万円を超えた場合には、いくらビットコインで払ったのかという額に合わせて確定申告を行い、金額に応じた所得税を支払わなければいけません。税率は課税所得が高くなればなるほど上昇し、最大税率45%まで段階的に設定されています。また、所得が上がることによって、納付するべき住民税も上がります。
仮に、年間でビットコイン決済をした金額が195万円以下の場合、所得税は最低5%、住民税は最低10%、合計で15%の課税で済みます。しかし、この課税はクレジットカードや現金で支払った場合には発生しない支払いです。この点は、ビットコインだけでなく、仮想通貨を使って支払う際には知っておきたい注意点と言えるでしょう。
手数料が店によって異なる
ビットコインを含めた仮想通貨で支払いをすると、数パーセントの手数料が発生することがあります。これは、仮想通貨を管理しているウォレットから支払いをする店への送金という扱いになるために発生する、送金手数料と考えると分かりやすいのではないでしょうか。
手数料はどの店舗を利用するのかによって変わるため、ビットコインが使える店を探す際には、その辺も比較検討しながら店選びをするのが賢明です。
使い方・使い道はまだ限られる
ビットコインが使える店は少しずつ増えていますが、日本国内に存在する店舗やネットショップ全体を見ると、まだまだ使える店は少数だと言わざるを得ません。
欲しい商品やサービスを提供している店がビットコイン決済に対応していなければ、使い方・使い道は限られるでしょう。その点を考えると、クレジットカードや電子マネーのほうが利便性はまだ高いと言えます。
ビットコインを使用するための準備
続いては、仮想通貨取引所のコインチェックを例にして、ビットコイン(BTC)の購入方法を確認していきます。
- コインチェックで口座を開設する
- 購入資金を入金する
- ビットコイン(BTC)の値動きを分析する
- 数量を決めて購入する
コインチェックで口座を開設する
まずはコインチェックの公式サイトにアクセスして、口座開設を申し込みましょう。
コインチェックの口座開設手順は以下の3ステップで、すべての手続きがオンライン上で完結します。
- メールアドレスの登録
- 基本情報の入力
- 本人確認
ぜひ、コインチェックの口座開設にチャレンジしてみましょう。
仮想通貨取引所に購入資金を入金する
口座開設が完了したら、次はその口座にビットコイン(BTC)を購入するための資金を入金しましょう。
コインチェックの場合、入金方法は銀行窓口やATMなどから振り込む「銀行振込」・「コンビニ入金」と、「クイック入金」の3種類があります。
ご自身が利用しやすい入金方法を利用して、投資資金を口座へ入金しましょう。
ビットコイン(BTC)の値動きを分析する
投資資金を用意して投資を始める環境が整ったら、気になるビットコイン(BTC)に飛びつくのではなく、まずは落ち着いて値動きを分析すると良いでしょう。
ビットコイン(BTC)に限らず仮想通貨は、他の金融商品と比べると、価格変動リスクが大きくなります。
そのため、投資資金を入金して取引を始める準備ができても、いきなり手を出すのではなく、まずは落ち着いて値動きを確認しましょう。
ビットコイン(BTC)数量を決めて購入する
値動きを分析して良いタイミングが巡ってきたら、数量や注文方法などを決めて、ビットコイン(BTC)を購入しましょう。
以上、コインチェックを例にして、ビットコイン(BTC)の購入方法を紹介しました。
流れが理解できたら、実際にコインチェックで口座を開設するところから始めてみましょう。
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ビットコインを使える店舗に関するQ&A
ビットコイン(Bitcoin)の利用に関する質問と回答は、以下の通りです。
身近な地域でビットコインを使える店を探そう!
今回は、ビットコインを支払いに使える店舗や、使用するときの注意点を紹介してきました。
時間のない方のために要点をまとめておきます。
- ビックカメラ
- H.I.S.
- DMM.com
- amaten
- 元祖ぱずる屋さん
- スポーツサービスジム
- 通貨に関係なく世界中で決済できる
- キャッシュと比べて支払いが簡単
- 安全性が高く、店側にとっても安心
- 換金するよりも手数料が安い
- 換金の手間がかからない
- 消費税だけでなく、所得税や住民税などの税金がかかる
- 手数料が店によって異なる
- 使い方・使い道はまだ限られる
ビットコインの他にも、イーサリアムやネム、モナコインが使える店舗も増えてきました。まだまだ使い勝手のいい決済手段とは言えませんが、市場の成熟とともに使える店もさらに増えてくることが見込まれます。まずは、普段よく利用する身近な店舗で利用してみるのがオススメです。
なお、ビットコインが使える店舗に関しては、「Bitcoin日本語情報サイト」でも見ることができます。Bbitcoinを利用できそうな店舗が身近にあれば、さっそく仮想通貨取引所で無料の口座開設をしておくと良いでしょう。
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まだ取引所の口座を持っていない方は、この機会にコインチェックの公式サイトをチェックしてみると良いでしょう。
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