- 「PLTウォレット」
- 「PLT ステーキング」
本記事では、日本のブロックチェーン企業である「株式会社HashPalette」が手がける「PLTウォレット」を取り上げます。
PLTウォレットは、パレットトークン(PLT)のステーキングをする上で、必要となるアイテム。
そのPLTウォレットについて、主な特徴や初期設定、ステーキングのやり方を解説していくので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
パレットチェーンのメイントークン「パレットトークン」は、Coincheckでワンコイン(500円)から買うことができます。
パレットチェーンのNFTやステーキングに興味のある方は、先にCoincheckでパレットトークンを用意しておくと良いでしょう。
よし
- Webライター歴3年
- 株式投資歴12年、暗号資産投資歴4年
- ファイナンシャルプランナー学習中
- 実体験にもとづき仮想通貨を解説中
PLTウォレットとは?特徴を解説
名称 | PLTウォレット |
---|---|
運営会社 | 株式会社 HashPalette |
対応チェーン | ペレットチェーン イーサリアムチェーン |
主な機能 | 仮想通貨の保管・管理 NFTの保管・管理 仮想通貨・NFTのブリッジ |
対応デバイス | スマホ・タブレット(iOS、Android) |
公式サイト | https://pltwallet.io/ |
PLTウォレットとは、株式会社HashPalette(ハッシュパレット)が手がけているウェブウォレットです。
パレットチェーンとイーサリアムチェーンに対応しており、双方のブロックチェーンを基盤とした各種トークン・NFTを管理できます。
iOS、Androidに対応しており、どちらのOSでも無料で利用できます。
PLTウォレットのステーキングを解説
PLTウォレットのステーキングについて特徴を解説します。
PLTステーキングのしくみを一言で表すと「銀行の定期預金のようなもの」。PLTを一定期間預ける(ステーキング)することで、報酬がもらえます。
具体的には「1年間100万円を預けてくれたら、金利0.5%がもらえる!」みたいなイメージです。
一般的に、ステーキングする期間が長ければ、より高い報酬がもらえます。しかし、ステーキング期間中に解約すると、報酬が全くもらえない場合があります。
「取引所=銀行」「ウォレット=個人の財布」とイメージすると分かりやすいでしょう。
暗号資産取引所みたいに、ウォレットにもいろんな種類があり、PLTを管理できるウォレットが「PLTウォレット」です。
PLTウォレットでステーキングする際の注意点
PLTウォレットでステーキングを始める前に知っておくべき注意点は以下の3つです。
- ステーキング中もPLTの価格は変動する
- ステーキングを途中解約すると報酬がゼロになる
- コインチェックで購入したPLTはステーキングできない
それぞれ解説していきます。
ステーキング中も価格は変動する
ステーキング中でもPLT(パレットトークン)の価格は変動します。
なので、ステーキングをすれば100%儲かるというわけではありません!
損をするリスクもあるということを理解した上でステーキングをしましょう。
途中解約すると報酬がゼロになる
PLT(パレットトークン)のステーキングは、途中で解約することはできます。
しかし、解約をする場合は、受け取った報酬がゼロになります。
途中で解約する可能性のある人は、ステーキング期間が短いものを選びましょう。
コインチェックで購入したPLTはステーキングできない
コインチェックの取引所でもPLT(パレットトークン)を取り扱っています。しかし、コインチェックでPLTを買ってもステーキングできません。
「マジか!!」と思った方もいるでしょう。でもこれは、多くの人が陥りやすい事象です。
実はPLTには「pPLT」と「ePLT」の2種類あります。以下の表で違いを確認してみましょう。
pPLT | ePLT | |
---|---|---|
ネットワーク | パレット (Palette) | イーサリアム (ETH) |
購入できる 国内取引所 | OKコインジャパン | コインチェック コイントレード ビットトレード |
ステーキング | できる | できない |
PLT関連の ゲームアイテム | 買える | 買えない |
つまり、コインチェックで買えるのはePLTなので、ステーキングはできないのです!
既にコインチェックでePLTを買った人は、次の方法でステーキングができます。
- コインチェックからPLTウォレットにePLTを送金
- ePLTをpPLTにブリッジ
ただし、PLTウォレットに送金する際には手数料が発生します。
さらにePLTをpPLTに交換(ブリッジと言います)する必要があり、交換にも手数料がかかります。
とはいえ、すでにePLTを保有している人がステーキングする場合は必要な手順なのです。
コインチェックでPLT(パレットトークン)を保有している人は、「ステーキング」ではなく「貸暗号資産」サービスをりようするという手もあります。
ステーキングは保有しているだけで報酬がもらえるのに対して、貸暗号資産(レンディング)は取引所に一定期間PLTを貸し出すことで報酬を得られるというものです。
筆者のレビューでは、レンディングは期間中PLTを引き出せないことや利率が低いことから、多少手数料がかかってもステーキングをする方が総合的に考えるとメリットがあります。
コインチェックの貸暗号資産に興味がある方は、以下から公式サイトをチェックしてみましょう。
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PLTウォレットのインストール&使い方
PLTウォレットのインストール方法は以下の通りです。
アプリをインストール(App Store / Google Play)
イーサリアムチェーンで使えるウォレットを作成
PLTウォレットを開くと以下の画面が表示されます。
利用規約を確認してチェックを入れ、『ウォレットを作成する』をタップしましょう。
画面が切り替わったらまず、イーサリアムチェーンでつかえるPLTウォレットから作りましょう。
『ETH』を選択します。
任意のウォレット名とパスワードを入力して『作詞する』をタップしましょう。
『ニーモニックをバックアップする』をタップ。
『決定』ボタンをタップ。
12個の単語からつくられたニーモニックフレーズが表示されるので、コピーして大切に保管しておきましょう。
コピーできたら『バックアップしました!』をタップします。
画面下にランダムに並べられた12個の単語を、ニーモニックフレーズで表示された順番通りに並べ替えます。
並び替えがおわったら『決定』をタップして次の画面に進みましょう。
これでイーサリアムブロックチェーンでつかえるウォレットが完成しました。
つづけて2つめのウォレットを作っていきましょう。
パレットチェーンで使えるウォレットを作成
画面右上にある『メニューマーク』をクリック。
『インポート』を選択。
先ほどつくったイーサリアムチェーンでつかえるPLTウォレットをインポートします!
画面がきりかわったら、今回はパレットチェーンでつかえるPLTウォレットをつくるので『Palette』を選択します。
ニーモニックには、先ほど保管したニーモニックフレーズを入力します。
任意のウォレット名とSTEP2で登録したパスワードを入力し、『導入する』をタップします。
これでパレットチェーンでつかえるウォレットも完成しました。
PLTウォレットでステーキングする方法
ここからは、PLTウォレットを用いたPLTステーキングの方法を解説します。
PLT(パレットトークン)を購入
PLTウォレットの用意ができたら、運用する『PLT(パレットトークン)』購入します。
『Coincheck』ですでにPLTを購入済みの方は準備OKです。
コインチェックの評判や口座開設については、以下の記事も参考にしてください。
PLTウォレットにPLTを送金
コインチェックでPLTの準備ができたら、PLTウォレットに送金していきます。
まずは送金先となるアドレスを取得していきます。
PLTウォレットをひらいて、画面右上にある『メニューマーク』をタップ。
マイウォレットで、イーサリアムチェーンでつかえるPLTウォレット「ePLT」を選択。
アドレスの右側にある『コピーマーク』をタップ。
このアドレスへ向けて、コインチェックからPLTを送金してきましょう。
PLTウォレットにガス代のETHを送金
コインチェックから送られてきたPLTは、イーサリアムブロックチェーン「ePLT」上にあります。
このePLTをブリッジを使ってパレットチェーン『pPLT』上に移動していきます。
ePLTからpPLTへ移動させるときの手数料(ガス代)は『イーサ(ETH)』で支払うことになるので、保有しているETHをPLTウォレットに送金しておきましょう。
まだETHをお持ちでない方は、GMOコインでの購入がおすすめです。
ブリッジをつかってパレットチェーンにPLTを送金
送金先のpPLTのアドレスをコピー
画面右上にある『コピーマーク』をタップ。
ペレットチェーンでつかえるpPLTを選択。
アドレスの右側にある『コピーマーク』をタップ。
ePLTウォレットのブリッジ画面を開く
パレットチェーン3周年記念キャンペーン情報
これまでPLTウォレットのアプリをつかって行っていたPLTステーキングですが、WEBブラウザでもできるようになりました!
同時に、期間限定で以下のキャンペーンも実施されているので情報をチェックしておきましょう。
\ 🎉パレットチェーン3周年記念キャンペーン🎉 /
— Palette(パレット) (@hashpalette) July 31, 2024
2024年8月で #パレットチェーン はメインネットローンチ3周年を迎えます。
これを記念して、「3周年記念バッジSBTの全員プレゼント」「合計100万円相当分のパレットトークンが当たる『パレロト』キャンペーン」を実施いたします✨… pic.twitter.com/aRvERMo5Uy
PLTステーキングに興味のある方は、キャンペーンを利用してお得に始めてみてはいかがでしょうか。
PLTウォレットのステーキングQ&A
PLTウォレットのステーキングに関するよくある質問と回答は、以下の通りです。
まとめ
暗号資産はハイリスク・ハイリターンの資産です。
「ステーキングで暗号資産は増えたけど、そもそもの暗号資産の価格が下がった」なんでことが起こるリスクもあります。
そんな値動きが激しい暗号資産のステーキングのために、よけいな手数料をかければ、収益化からますます遠ざかってしまいます。
ステーキングでかかるコストもしっかり理解して、賢く資産運用しましょう。