株式・投資信託・FX・仮想通貨など、さまざまな資産運用方法があります。
もし、あなたが10万円を持っていたら何に使うでしょうか?私なら迷わず投資につぎ込みます。(笑
なぜなら、目先の金額より、将来使えるお金を増やしたいからです。
この記事では、実際に10万円で投資をスタートさせた筆者の実体験をもとに、「本当に危ないのか?」を解説します。また、初心者が気を付けたい資産運用のポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてください。
10万円で投資をやってみた!
資産運用ははやく始めた方がいいと言われるけど・・・
当サイトをご覧いただき、ありがとうございます。
突然ですが、あなたは下記の文章を読んで自分に当てはまるものがあるでしょうか。
- ライフイベントにかかるお金を貯めたい
- 子供たちにできるだけお金を残してあげたい
- 投資なんて自分には関係ないものだと思っている
きっと1つはあなたに当てはまることがあるのでは?
実は、私もそうでした。
ただ私の場合は、サラリーマンを退職して起業したいという考えから運用に興味をもちました。
そこで、まずは10万円から投資してみようと、証券会社に登録してみたのです。
新しいことを始めるときってハードルが高く感じてしまうものですよね。
でも実際にやってみるとそんなに難しくなかった、という経験は皆さんにもあるのではないでしょうか。
初心者はやり方を知らないから難しいと思い込んでしまう
ブログ初心者にとっては、ブログは面倒くさいしやりたいとも思いませんが、やってみたら、別に難しいことではないですよね。
料理もそうです。人によっては勉強などもそうかもしれません。
要は初心者はやり方がわからないから難しいと感じてしまっているだけです。
私も10万円で投資を始めるまでは、興味はあるものの重い腰が上がりませんでした。
でも今では、「何でもっと早く資産運用を始めなかったのか」と後悔しています。
やったことがない上、正しい投資法を知らないので、イメージもわかず、自分には関係のない別世界の話だと無意識に思い込んでしまい、実際にやってみよう!という発想には至らないのです。
10万円を増やすために株の本を読みあさった日々
しかし初めから投資がうまくいく人なんかいません。
(ビギナーズラックを除いて…)
私の場合は株式投資から始めたのですが、ほぼ知識のないまま株を売買して、いきなり損したのを覚えています。
やはり、物事には正しいやり方があって、その分野で成功している人はそのコツをしっている人です。
資産運用の世界も同じで、投資の種類や売買のタイミングなどのコツを知っている人は資産を増やすことができているんですよね。
そこで私も株をはじめとした投資関連の本を読みあさり、資産を増やすノウハウを身に付けていきました。
すると当初の10万円に資産が戻るどころか、しばらくは順調に増え続けていったのです。
そこで、皆さんにも正しい投資の知識を身に付けてほしいと思います。
予算10万円から始める投資ジャンル4選
筆者の投資経験の中で、10万円という比較的「少額からはじめるならこれ」というジャンルを4つご紹介します。
- 株式投資
- 投資信託
- ETF
- 仮想通貨
それぞれ詳しく見ていきましょう。
株式投資
株式投資は、企業が発行した株式を売買することで利益を得る資産運用方法です。少額で始められる投資の中でも特に人気のある選択肢で、10万円という予算でも、十分に株式投資を始めることができます。
個別株の購入ではまとまった資金が必要になる場合でも、少額から投資が可能なミニ株を利用することで、手軽に株主になることが可能です。ミニ株は通常の株式よりも小額で購入できるため、資金の少ない投資家でも気軽に株式投資を始めることができます。
また株式投資の魅力の一つは、配当金や株主優待といった形で定期的な収益を得られる可能性があることです。これにより、株価の上昇を待つだけでなく、持ち株からのインカムゲインも期待できます。初心者が株式投資を始める際には、まずは自分が興味のある業界や、身近な企業の株式から始めてみるのも一つの方法です。
ただし、株式投資は価格変動が大きいため、リスクが伴うことを理解しておくことが重要です。投資する企業の業績や市場の動向を定期的にチェックし、適切なタイミングで売買を行うことが求められます。
投資信託
投資信託は、投資家から集めた資金をプロが代わりに運用する金融商品で、少額からでも投資ができます。
投資信託は多様な資産に分散投資されるため、リスクを抑えながら効率的に資産形成を目指すことが可能です。10万円という予算でも、さまざまなテーマや地域に特化したファンドを選ぶことができ、自分の投資スタイルに合った商品を見つけやすいのが特徴です。
一方で、プロに運用を任せるため、信託報酬などの手数料が発生してしまうことがデメリットです。また、銘柄の価格にあたる基準価格が翌日以降に発表されるので、株式のように市場の状況をみてリアルタイムに売買したいトレーダーには向いていません。
少額でも投資信託を積立てて超長期で運用すれば、10万円の初期投資額も十分に資産形成できます。
ETF
ETF(上場投資信託)は、証券取引所で売買できる上場された投資信託。予算10万円から始めるのに適した投資ジャンルの一つです。
ETFは複数の株式や債券などを一つのパッケージとして取り扱うため、個別株式よりも分散投資が手軽に行える点が特徴です。これにより、リスクを抑えつつ効率的に資産を増やすことが可能になります。
ETFは株式市場に上場されているため、株式同様に市場が開いている時間であれば、いつでも売買が可能です。これにより、経済ニュースや市場動向に応じた迅速な対応が可能となり、短期取引を行う投資家にも適しています。
また、一般的にETFは手数料が低いことから、コストを抑えた資産運用ができる点も初心者にとって大きなメリットです。
分散効果を最大限に活用するために、異なる種類のETFを組み合わせてポートフォリオを組むことも検討すると良いでしょう。このように、ETFは10万円という比較的小額の予算でも始めやすく、初めての投資におすすめの選択肢です。
仮想通貨(暗号資産)
仮想通貨(暗号資産)は、ブロックチェーン技術を用いた一種のデジタル通貨です。予算10万円の予算からでも始めやすい投資ジャンルとして注目されています。
ビットコインやイーサリアムなどの有名な仮想通貨はもちろん、アルトコインと呼ばれる多様なコインが存在し、初心者から経験者まで幅広く投資することができます。
仮想通貨は24時間取引が可能で、価格の変動が大きいため、高リターンを狙える反面、リスクも伴います。まずは、少額から始め、市場の動きをしっかりと見極めることが重要です。
初心者にとっては、ビットコインやイーサリアムといった主要通貨に投資するのが無難です。これらの通貨は市場の流動性が高く、取引所も多くの情報を提供しているため、情報収集がしやすいというメリットがあります。
また、仮想通貨の取引所に関しては、手数料や取引の安定性、セキュリティ対策などを比較検討することが重要です。特に、セキュリティ対策は資産保護の観点から非常に重要であるため、信頼性の高い取引所を選ぶことが求められます。
10万円の予算であれば、リスクを抑えつつ、将来性のある通貨に分散して投資することができます。また、仮想通貨に関するニュースや市場の動きを定期的にチェックし、適切なタイミングで売買を行うことが、成功への鍵となります。
予算10万円で利益をだすためのポイント
手元に多くの資金がなくても、やり方次第では資産運用でお金を増やすことが可能です。ここでは、予算10万円で利益をだすためのポイントを見ていきます。
- 10万円の分散投資
- 中長期で運用する
- コツコツ積立てる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
10万円の分散投資
10万円の予算で投資を行う際、分散投資はリスク管理の基本となります。投資先を分散することにより、個別銘柄に集中して投資することで生じるリスクを軽減できます。
分散投資をしておけば1つの投資先が暴落しても、他の投資先が堅調に推移していれば影響を最小限に抑えられます。例えば、A社にすべての資金を投資していれば、A社が倒産すると全額を失うことになります。しかし、A社・B社・C社・D社に25%ずつ分散していれば、A社が倒産したとしても損失は25%で済みます。
分散投資する際は、業種や地域などでも分けるように意識することがポイントです。小売・通信・物流・金融・半導体などの異なる業種や、日本・アメリカ・オセアニアなどの異なる地域に投資すると良いでしょう。
中長期で運用する
中長期での運用は、10万円という限られた予算で利益を出すための有効な戦略です。短期的な値動きに左右されず、長期間にわたって資産を育てることで、時間を味方につけることができます。
中長期投資では、複利の効果を最大限に活用することが可能です。複利とは、投資で得た利益を再投資し、さらに利益を生み出す手法で、時間が経つほど効果が大きくなります。
また、長期的な視点での運用は、市場の短期的な変動に対するリスクを軽減し、持続的な成長を目指すことができます。市場の変動に一喜一憂することなく、冷静に計画を遂行することで、投資の成功に近づくことができるでしょう。
コツコツ積立てる
積立て投資は、投資初心者にとっても非常に有効な戦略です。コツコツと積立てることで、投資金額を分散し、リスクを抑えながら資産を増やすことができます。10万円という限られた予算でも、毎月一定額を積立てていくことで、複利効果を享受しやすくなります。
例えば、株式や投資信託では、毎月一定額を買い続けることで、価格が高いときには少なく、低いときには多くの株やファンドを購入することができ、平均取得価格を平準化することができます。このドルコスト平均法は、特に価格変動の大きい市場で有効です。
また、積立投資は心理的な負担を減らすことにもつながります。市場の動きに一喜一憂する必要がなくなるため、感情に左右されずに投資を続けることができます。さらに、積立額を設定する際には、自分の生活スタイルや将来の目標に合わせて無理のない範囲で行うことが重要です。小額からでも始められる積立投資は、長期的な資産形成に役立ちます。
おすすめの証券会社・取引所
最後に、初心者にもおすすめの証券会社・仮想通貨取引所をご紹介します。
マネックス証券
通常、株式は100株単位での取引となるため一定の資金が必要です。しかしマネックス証券では、1株から取引できる「ワン株」のサービスを提供しています。
筆者も初心者のときにお世話になりました。マネックス証券は、10万円という少額から投資を覚えるのに、おすすめの証券会社です。
コインチェック
コインチェックは仮想通貨(暗号資産)初心者に人気の取引所です。取引通貨が多く、500円相当額から始められるのも魅力的です。
またコインチェック(Coincheck)は、仮想通貨の積立てにも対応しているので、日々の価格変動に一喜一憂したくない方にもおすすめです。